随想録

ハロウィーン

今日はハロウィーンですねー。
日本ではお盆のような感じになるんでしょうか?
ハロウィーンはもともと、秋の収穫を祝う感謝祭がその起源とされています。
今では、大きなイベントとして行われることが多いですが、その昔は、宗教的に意味をもった行事でした。
 私がアメリカに行ったとき、「死んだ人の魂が家族の元へ帰るとも言われているよ」と聞き、日本のお盆がふと頭の中に浮かびました。ただ、その捉え方も、やり方も日本のお盆とは、まったく異なりますが。
また、アメリカでは感謝祭と言えば、11月のサンクスギビングのほうが有名かもしれません。
私はちょうどその頃、禅センターと呼ばれる場所にいて、本堂の仏さんの前に、かぼちゃがいっぱい並んであったのが、今でも印象に残っています。 
時代や場所が変われば、それぞれの文化の中で、それぞれのやり方が生まれてきます。
人の価値観も、時代や場所で驚くほど変わっていきます。
人それぞれの受け取り方、表現の仕方があるように、人の価値観もまた大きく変わるものです。
この写真のハロウィーンのリースも、どこかのお店で売ってるかのようなリースに見えます。
が、これは、誰もが見向きもしない、道路の端っこに落ちていた、枝と木の実や落ち葉から妻が作りました。
 散歩の途中、「そんなゴミを拾って何をしてんのかな?」と私が思っていたら、数日後には、部屋を飾る素敵なインテリアに変身していました。
ただのゴミと素敵なインテリア。「同じものなのに、ここまで価値観は変わるものなのか!」と思いました。
福田智彰

2013年10月


ひょっとしたらこの話と通ずる所があるかもしれません。
仏教エピソード第16話「愚か」