随想録

大般若祈祷会

本日は今年一年の吉祥を願う大般若祈祷会でした。
この大般若会は、古くから日本で行われていたそうです。記憶の残っている最古の例でも703年。
遠い昔から時を超えて、今もなお、このように行われていることを考えると、なんとも不思議な感じがします。
そうして行事ができるのも、支えてくださる皆様のおかげです。
ご協力いただきましたご寺院様方、お手伝い頂いた皆様方、そしてご参拝いただきました様方、本日はありがとうございました。
本年も善き一年になることをお祈り申し上げます。
福田智彰

2016年1月

追記

本日は大般若祈祷会(だいはんにゃきとうえ)でした。
今年一年の吉祥を願い、毎年1月13に行う荒村寺の年中行事です。(寺院によって行われる月日は違います)
この大般若祈祷会では大般若波羅蜜多経という600巻500万文字という膨大な量の経典を読みます。
読むとはいっても、転読(てんどく)という読み方をします。
経典の題名と一部分だけ読み、折り本になっている経典を空中で反転させ、パラパラパラとめくります。それで全巻の読誦の代わりとなるのです。
ちなみに500万文字という膨大な量の大般若経に説かれる内容を「空」という核心(ex.色即是空)に凝縮したものが、日本でよく読まれている摩訶般若波羅蜜多心経、皆さんにとっても馴染みのある般若心経ですね。
実はもともとは、それほど長いお経なんですよ。
福田智彰

2017年1月